僕のフィナステリド服用歴と、体に起きた副作用についてお話しします。

こんにちは、AGA男子のこーいちです。

ぼくは20代半ばから30歳までトータルで4年ほど個人輸入サイトで購入したフィナステリドを服用し、副作用に苦しんだ末、現在はフィナステリドを飲まずに生活しています。

今回の記事では、ぼくが個人輸入のフィナステリドを飲み始めた経緯や、飲み始めてどのくらいでどんな副作用が出たのかを詳しく解説します。

薄毛でフィナステリドを飲もうか迷っている方や、フィナステリドの副作用で悩んでいる方はぜひ参考にして下さい。

また、フィナステリドの服用やAGA治療を行うなら、しっかり専門のクリニックで行うことをおすすめします。

AGAスキンクリニックなら全国に60院以上あり、豊富な薄毛の相談実績や返金保証もあるので相談しやすいです。

24歳の時、個人輸入のフィナステリドを飲み始める

ぼくは高校を卒業し、ビジュアル系バンドを組み活動していました。

22歳くらいの時

当時は髪も多く、ファンの方には「かわいい」と応援してもらっていました。

しかし、24歳くらいで抜け毛が多くなり、知り合いのバンド仲間から「ハゲてない?」と言われるようになりました。

24歳、ハゲだしたころ

抜け毛のペースが明らかに増え、日に日に髪型がキマらなくなり「このままではバンド活動どころではなくなる」と悩み、AGA治療薬のことを調べました。

当時のぼくは金銭的な余裕がなかったため、病院で正規のプロペシアを処方してもらうのではなく、個人輸入業者のフィンペシアというプロペシアのジェネリック薬を通販で買うことにしました。

そして、フィナステリド1mgを毎日飲み始めました。

飲み始めて半年で毛が増える

ぼくは初期脱毛はとくに感じませんでしたが、飲み始めて半年くらいで明らかに髪の毛が増えたと実感しました。

この時点では副作用もなく、当時の恋人との性行為も問題ありませんでした。

ときどき睾丸に微弱な痛みを感じましたが、気のせいなのか分からないくらい微弱な痛みだったので、気にせずにフィナステリドを飲み続けました。

「髪の毛も増えたし、副作用もない!最高だ。」

とその時のぼくは感激し、服用を続けました。

服用1年半で勃起不全に

フィナステリドを飲み始めて1年半が経過したころ、性行為の時に立たなくなりました。

EDというやつです。

それまでは副作用をほとんど感じていなかったのですが、いきなり立たなくなりました。

元々性欲は強い方で、いつもなら当然勃起するシチュエーションで立たないので、相当あせりました。

その時、初めて「フィナステリドの副作用」を自覚しました。

フィナステリドを飲む前は「副作用で性欲が落ちるなら、丁度いいな!」と軽く考えていましたが、いざ勃起しなくなると相当落ち込むし、あせります。

間隔を空けたり半分に割って服用を続ける

性行為の時に勃起しないことが想像以上のショックで、しばらくフィナステリドを飲むのを止めました。

すると、また性行為ができるくらいに勃起力が回復しました。

ぼくは一安心しましたが、フィナステリドの服用を完全に止めたら元の薄毛に戻ってしまいます。

なので1日おきに薬を飲んだり半分に割って飲んだりと、体調に合わせて調整しながら体をごまかすように服用を続けました。

この写真は、分割してフィナステリドを飲み髪の毛をキープしていた時期の写真です。

体をごまかしながら髪の毛を守り、ズルズルと薬を飲む生活を2年弱続けました。

完全に体を壊す

ハゲたくない気持ちで、ズルズルとフィナステリドを飲んでいたぼくの体はとうとう限界を迎えます。

まず、朝立ちが完全になくなりました。

20代後半で朝立ちすら無くなったことに、相当あせりました。

もちろん性行為も、まともにできない状態です。

尿の頻度も多くなり、デート中に何度もトイレに行くこともありました。

服用した時に付き合っていた恋人とは別れていて、当時新しい恋人を探していたのですが、いざ誰かといい感じになっても性行為がまともにできず、結局誰とも長続きしませんでした。

次に、体の疲れが寝ても取れなくなりました。

1日仕事をしただけで、腰痛や肩凝りが悪化し、それが休んでも中々回復しなくなりました。

そして、疲れを持ちこし仕事に行くので、疲れはどんどん溜まっていきました。

ギターを肩にかけて立ち、1曲歌っただけで足腰がヘロヘロなるくらい疲れやすい体になっていました。

仕事を続けているうちに肩や背中など筋肉の凝っている場所が痺れるようになり、とうとう腰痛が酷すぎて仕事に行けなくなりました。

仕事を辞め、しばらく引き籠る

夢も仕事も恋愛も上手くいかず、体もボロボロになり、精神も病みました。

「人生終わった」と思うくらい絶望していましたが、フィナステリドの服用を完全に止め、体の回復を計りました。

髪の毛への執着を断ち切るのと、いつハゲてもいいようにと、頭を坊主にしました。

この写真はフィナステリドの断薬直後なので、まだハゲていません。

フィナステリドの禁断症状なのか、フィナステリドの服用を止めて半年から1年くらいの時期が一番体がしんどかったです。

薬を飲んでいるとき以上にED症状が強く出て、体の怠さにも苦悩する日々でした。

体がしんどい時は、亜鉛とビタミンCのサプリを飲んだりしてなんとか耐えていました。

断薬から1年ほどで仕事を始めましたが、まだまだ体がしんどくて毎日ギリギリの状態でした。

この時期に、泌尿器科でテストステロンの数値を調べてもらったのですが「男性としてはかなり数値が低い」とお医者さんから言われました。

男性ホルモンの注射をすすめられて1度打ちましたが、注射に頼っていると自分でホルモンを作りだせない体になるという情報をネットで見たので打つのを止めました。

八方ふさがりの気分でした。

テストステロン値が低かったからなのか、職場では新人いじめに遭いました。

もしかしたら、自信がなくてキョドキョドした雰囲気が出ていたのかもしれません。

どこまでが薬のせいなのかが分からない所も、フィナステリドの怖さです。

断薬から2~3年で性行為ができるまで回復

フィナステリドの服用を止めれば、すぐに体は治って抜け毛も再発すると思っていたのですが、実際は体もすぐに治らず、それと比例して抜け毛も増えませんでした。

抜け毛が再開してもいいから体よ早く治ってくれ…と思いながら生活し、フィナステリド断薬から2~3年でなんとか性行為ができるまで回復しました。

そこからは少しづつ体が回復していき、同時に抜け毛も増え始めました。

フィナステリド断薬4年で奇跡的に結婚もでき、翌年に子供も産まれました。

ちなみに、子供に障害などはなく、今も元気に育ってくれています。

自分のせいで子供に障害があったらどうしよう…」と不安な気持ちになりましたので、将来子供が欲しい方にもフィナステリドの服用はオススメしません。

断薬7年半の現在

フィナステリドの服用を止め、7年半ほど経ちました。

勃起不全に関しては、立ち仕事中にスケベな妄想をして勃起できる位まで回復しました。

腰痛や肩凝りも前より少なくなり、寝たら疲れも取れるようになりました。

一度体調を崩したからこそ、男性ホルモンで体に力がみなぎるのが自分で分かります。

ただ髪の毛に関しては、M字部分と頭頂部の脱毛が進行し「この人ハゲてきているなぁ。」と分かるくらいには薄くなりました。

動画で髪の毛のアップを映しているので、よかったら見て下さい。

7年もの時間がかかりましたが、体が回復して本当に良かったです。

もうフィナステリドは飲みたくない

体の回復と同時に髪の毛も薄くなりましたが、それでもフィナステリドは飲みたくないです。

そのくらい、副作用はつらかったです。

個人的には、AGAを発症してしまったら髪の毛を美容院などで短く切ってもらうことをおすすめします。

それでもフィナステリドで抜け毛を抑えたいのなら、個人輸入ではなく、医師と相談しながら治療ができる専門のクリニックで相談して飲むことをおすすめします。【AGAスキンクリニック】薄毛・AGA治療専門病院

フィナステリドの副作用は全員に起こるわけではないですが、ぼくのように何年も苦しむケースもありますので、飲むなら専門家の先生に見てもらいながら服用することをおすすめします。

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